アロマの上位資格を取得する際、必須となる化学。モノテルペンアルコール、フェノール類、エステル類・・・。分子式、構造式、官能基・・・。さまざまな成分や化学用語が出てきて、苦手意識をもつ方も少なくありません。

 

一方で、精油を構成する各成分が単体ではどんな香りなのか興味をおもちの方もいることでしょう。たとえばリナロール。ゼラニウム、ローズ、ネロリ、イランイランなどの花精油のほか、ラベンダーやベルガモットなどに含まれます。

 

多くの精油に含まれるリナロールってどんな香り? そんな香りへの知的好奇心から化学にアプローチするのが本講座です。化学が苦手な方にも成分の香りに興味津々の方にも楽しんでいただける、香りからアプローチする新しい発想のアロマの化学レッスンです。

 

単品香料を試香して、精油を再現して、オリジナル香水を創作して。成分の香りに慣れ親しんで楽しく精油の知識を深めましょう。 

目的

単品香料を用いて精油成分に慣れ親しみ、代表的な6つの精油成分について学びます。

 

内容

3ステップで花精油の代表的な6つの成分の理解を深めます。用いるのは単品香料。香水産業で用いられる、精油から単離した成分や、単離成分を合成した香料です。

 

①精油成分を試香

代表的な精油成分をムエットにとって試香します。各成分の香りを知ると、精油がどんな香りから成り立っているのかイメージできます。各官能基の特徴もつかめます。

 

②精油を再現

精油成分の香りに慣れ親しんだら精油の再現にチャレンジ。ゼラニウムとローズについて「共通の成分が多く含まれる」「ゼラニウムはローズの代替として使われる」といった記述をしばしば目にします。また異なる品種を用いて抽出される水蒸気蒸留法のローズオットーと有機溶剤抽出法のローズAbs.では香りの印象が異なります。

香りが似ていたり、逆に印象が異なるわけを単品香料をブレンドして確かめてみましょう。共通する成分の配合を変えたり、ほかの香料をプラスして、ゼラニウム、ローズオットー、ローズAbs.の再現を試みます。

 

③香水創作

最後に単品香料を用いてあなただけのオリジナル香水を創作します。

 

こんなことがわかります&できます。 

●代表的な成分の香りがわかります。

●香りをとおして成分の特徴がわかります。

●成分の配合で精油の香りが異なることをブレンドで確かめます。

●どんな成分がどんな香りを生み出すのかわかります。

●各成分の香りの特徴を活かしイメージどおりのブレンドを作るコツがわかります。

●オリジナル香水を作れます。

●アロマの化学への興味が高まります。

●アロマの化学への苦手意識がやわらぎます。

 

こんな方を対象としています

●精油の成分の香りに興味がある方。

●精油の成分に興味のある方。

●精油の香りを覚えたい方。

●アロマの資格をお持ちの方。

●アロマの上位資格取得を目指して勉強中の方。

●アロマの化学に苦手意識をおもちの方

●ブレンドが好きな方。

●香りが好きな方。

●香水を作りたい方。

料金 

受講料11,000円 教材費 8,000円 送料実費

 

リピーター特典

教材は2セットあります。本講座では花精油の代表的な6つの成分について学びますが、もう1セットには柑橘・樹木・ハーブの代表的な成分である6種類の単品香料が入っています。花精油とは異なる香調の成分の知識を深めます。続けて受講される場合、受講料割引が適用されます。

 

①まとめてご予約 3,000円割引

2回分まとめてご予約いただくと各回1,500円割引。2回分の受講料合計22,000円が19,000円に。同日受講、別日に受講、どちらでもOK。開催リクエストをお寄せください。2回分の日程調整を行います。

 

②リピート割1,000円割引

講座終了後1カ月以内にご予約いただくと2回目の受講料が1,000円割引となります。 

 

教材内容

教材は2セットあり、初めての方にはAセットをお送りします。2回目の方にはBセットをお送りします。

 

<教材内容>

テキスト

単品香料6種類(各2.5ml)

調香用ガラスビン5個

ラベル5枚

ムエット20本

香料箱1個

 

<単品香料>

1回目Aセット:花

①ゲラニオール

②酢酸リナリル

③シトロネロール

④フェニルエチルアルコール

⑤リナロール

⑥ローズオキサイド

 

2回目Bセット:柑橘・樹木・ハーブ

①αピネン

②1,8シネオール

③シトラール

④テルピネンー4ーオール

⑤メントール

⑥リモネン